音コミュニケーション

知らない人は損してる2月から始まっている4〜5月に表れる幼児の不安な正体

今日で10連休が終わります。大人も「社会復帰ができない」と嘆いていますがそれは大人だけではないようです。当日の朝まで表現しないお子さんが多いのですが心の中は2月頃から複雑です。

もうすぐ幼稚園(小学生)になるのよ

親御さんにとって入園、入学というのは大きくなったと感じると共にしっかりしてほしいという強い願いが込められるものです。いつまでもグズグズしていたり自分の身の回りのことができないと「幼稚園(小学校)でひとりで出来るかしら?」と不安になってしまうものです。そのために「もうすぐ幼稚園でしょ」「小学生になるのよ。自分のことは自分でしなさい」などと心の中にある不安をぶつけるかのごとく叱咤激励のつもりで言ってしまうことが多くなります。でも親御さんの不安は子ども の不安にしか繋がりません。

子どもが不安になると赤ちゃん返りをします

いつもなら「自分でやる!」と言っていたお子さんも2月頃になると急に「ママやってぇ」とか「できない」と言うことが増えてきます。兄弟喧嘩が増えたり何かイライラしているのを感じると思います。グズグズしていたり泣き出したりするときは子どもの甘えたいサインです。

でもそんな時につい言ってしまうのが「もうすぐ幼稚園でしょ」「小学生になるのよ」という言葉なんですね。子どもが不安になっているのにお母さんが不安になって嫌な音を出してしまってはもっとグズグズするようになります。

こんなときは心配なのはわかりますがそこはぐっとこらえて「そうかそうか」と抱っこして赤ちゃんに接するように優しい音を出して心を落ち着かせましょう。

やっと慣れてきたのにG.Wがやってきた

4月は何とか新しい生活に慣れようと頑張ってきた子どもですが楽しいG.Wを過ごしてしまうと明日は大変な朝を迎えることになります。入園、入学までは見えないものへの不安でしたが明日は4月に経験したことへの不安に変わります。「嫌な子がいる」「先生が嫌い」「給食がまずい」などいろんな経験して考えてしまいます。大人もそうですよね。仕事が嫌っていうより満員電車が ストレスということもあります。いろいろなストレスがありますね。自転車を漕ぎ始めるときが一番力が必要なように行くまでが大変です。

ゆっくり過ごせる家庭にしよう

2月頃からピアノレッスンも大変やりにくくなります。これが面白いことに入園、入学を控えたお子さんはどの子も同じタイミングでやってくるのです。子どもたちの自然の感覚があるのかなと思って見ていますが毎年同じタイミングです。そんな状態の時にはお母さんに最近のご家庭の様子を伺ってみるとやはり赤ちゃん返りをしています。教室でも「ママやってぇ」と教材をレッスンバッグに入れもらったり下の子がちょっとでも手を出すと怒ったりしてイライラが見えます。お母さんも反射的に「甘えないで!自分でしなさい!」と突っぱねています。お母さんとしては「格好悪いこと」と思ってしまうのかもしれませんね。私も経験がありますからよくわかります。でもその「格好悪いこと」というのはお母さんが外で子どもを甘やかせるのはいけないことだと思っているから「格好悪い」に繋がるんですね。

でも、そんなことはないんですよ。「よしよし」なんてしてあげている方が微笑ましいです。それをあえて人前でやってください。「よしよしいい子だね〜」って赤ちゃんに接するように抱っこしてあげたりしてください。するとどうなると思いますか?「恥ずかしいからやめて」って子どもが嫌がるようになります。「あらもういいの?」って抱っこしようとすると今まで通り自分でするようになります。または外ではしなくなります。家の中と外の感覚を身につけるためにもおすすめです。

この季節の幼児は見えない不安と戦っています。甘えることを突っぱねるのではなく赤ちゃんのように接して優しい音で包んであげましょう。