プロフィール

プロフィール

絶対音感コーチ  鬼頭 敬子

1964年 名古屋市生まれ。

3才でオルガンをはじめ、エレクトーン、ポピュラーピアノを学び、幼少期に絶対音感を身につける。当時は絶対音感という言葉がなかったため周りの人も自分と同じように音を聞いていると思っていたが、高校の授業でネイティブティーチャーが発音した音とみんながリピートする音が違うことを不思議に思ったことから、自分とは違うように聞こえていることを初めて知る。それ以降もよくわからなかった。

子どもは不思議な能力を持っている

1990年結婚、妊娠。実は子どもの頃からなぜかわからないが、お母さんのお腹の中で声を聞いていることや胎内記憶があること、特に3歳までの子どもには特殊な能力があることを知っていた。それを試したくていつも話しかけていた。そしてもうひとつ、胎児は生まれる日を知っている(当時は決めているとは知らなかったが)ので性別が病院でわかる前におなかの赤ちゃんに教えてもらう。そこで確信を持って臨月に入ると毎日お風呂で質問をしていた。「明日生まれる?」と聞くとポンっ!とおなかを蹴ったり蹴らなかったりを繰り返した後、何度聞いても蹴る日がありそれが生まれる前日だったことからまた面白くなる。

長男が2歳すぎに再び妊娠。おむつが取れていたのにある日、失敗してしまうことが1日中続き妊娠に気づく。まだ妊娠2ヶ月になるかどうかの頃。3歳までの子どもには特殊な能力があることを知っていたためいろいろと聞いていたが「空で妹と一緒に手を繋いでいた」「ママとパパの声がしたよ」「エビを食べる音がした」など言っていた。生まれる前日には「明日生まれるよ」と言っていたがその日がちょうど予定日当日だったため診察に行くと「まだまだ生まれません」と家へ返される。子どもが言っているのにおかしいな・・と思っていると夕方から急展開で第2子が誕生した。やっぱり子どもは大人が忘れてしまったものを持っていると改めて実感する。

この能力があるうちにいろんなことを教えてみたいと思い2才から公文を始め絵本の読み聞かせ1万冊を5歳の頃に達成。また童謡200曲聞かせ3学年以上進み表彰された。頭の良い学校へ行かせるのが目的ではなく私の育児で一番大切にしてきたことは心を育てること。そして育児最終目標は「自分で考え行動できる人に育てること」であり発想力や問題解決力、気づく力など社会で必要な力をつけることだったため「家族で一緒に過ごす時間」で親から子へ伝える時間を大切にしてきた。

それぞれが一緒に暮らす家庭という場所は最小の社会と考えると子どもたちが家族の中で社会へ出る練習の場となるだけでなく家族がうまくいけば社会の中でもうまくやっていける人に育つからだ。そのために家事を教え、家族が協力して家事をしていたため今では全員家事をこなす。大学や就職でひとり暮らしをするときも何の心配もなかったことは良かったことだ。

親は子どもを残して先にこの世を去るときが来る。それがいつかは誰にもわからない。その時に私がいなくてもこの子はもう大丈夫と安心できることが親の役目ではないだろうか。子どもを信じるために子どもの心の中に親が大切にしている思いを残したい。子どもが困ったときに「お母さんならこういうよね」と姿を消したあとも助けたいと思うからだ。

この子育て法はアドラー心理学の考え方にとても似ていて驚いている。私は子どもが生まれたときから人生を並行して歩いていて1人の人間として尊敬している。おなかの中からいろんなことを教えてもらったりしているからだ。多くの人は大人が子どもに教えようとするが子どもから教えてもらうことは多い。子どもが2歳の頃に人生相談をしてみたら的確な答えが返ってきて驚いた覚えがある。それは幼少期の子どもはあちらの世界とまだ繋がっているからかもしれない。そう考えると面白くていろんなことを聞いてみたくなる。これが本当の意味での親子コミュニケーションだ。

3歳までは潜在意識に入るので私たちはあまり記憶がないがこの時期はとても大切なことを知っているため、子どもの性格や人格形成の土台ができる3歳までに手を繋いだり絵本を読んだり教えたりして親の暖かさを潜在意識に入れていた。こうすることで小さい頃のことを思い出すと「暖かいきもち」になるのだ。記憶力が戻るという薬が将来できるとのことだがシニア世代に聞くと「記憶力は戻らなくてもいい。でも小さい頃お母さんが甘えさせてくれたことを思い出せるなら思い出したいね」と言っていた。心にじーんときた。そのくらい人生に大切な時期だということを知ってほしい。

鬼頭流絶対音感メソッドができたのは

絶対音感という言葉を知ったのは大人になってからだったが、子どもには特殊な能力があることを知っており絶対音感を身につけられるのも幼児までだろうと思っていた。

そのため早期教育やベビーシッターを経験しながら3,119人の子どもたちから言葉の感じ方、音の聞こえ方、物の見え方などを直接聞き取り調査してやはり大人とは違っていることに気づく。

多くの親御さんが小さいからまだ言葉がわからないといい、子どもの前で旦那さんやお姑さん、他人の悪口を言っている。最近一番気になったのは赤ちゃんを抱っこしたお母さんたちが「保育園落ちた」と苦情を言っている姿だった。赤ちゃんはこの言葉の音を聞き分けていて言葉を覚えていく。もしわからないならば私がおなかに話しかけて答えをもらえなかったはずだ。言葉はこの世で使っている人に通じているだけで言葉がなくても赤ちゃんには通じているはずだ。「この子の預け先がないから私は働けない」という言葉を聞いて赤ちゃんたちは笑ってはいなかったはずだ。

またこんなこともあった。誰かを待っているのかスマホを見ながら立っているお母さん。目の前のベビーカーに寝転んでいる赤ちゃんはお母さんが少し動くたびに手足をバタバタとさせて笑顔になっている。ところがスマホに夢中で気づかずにいると赤ちゃんは手足を動かすのをやめ真顔になった。赤ちゃんはお母さんをずっと見ているのにお母さんは一度も赤ちゃんを見なかった。赤ちゃんはどう感じ、心はどう育つだろうか。

また親御さんが子どもの幸せを願って始めた教育はいつの間にか熱が入りすぎ、一緒に習っている子と比べたりやればできると思い込んでいたりして子どもの心を傷つけていることに気づいていない。どの子にも得意なことはあり不得意なこともある。兄弟姉妹によっても立場も能力も違うのに同じお稽古事を習わせて比べたりして欲しくない。子どもをよく見て知って欲しい!その子の1ヶ月前と比べて成長を喜んで欲しい!子どもと一緒にお母さんにも成長してもらいたい!そんな思いで自分に何かできることはないかと考えたとき、自分が持つ絶対音感を音楽をしない人たちにも身につけてほしいと思った。

親子、家族関係を良くするためにカラーセラピー、心理学、未来ビジョンワーク、リーダーメンタル塾など多岐にわたる知識を背景に『鬼頭流絶対音感メソッド』 を確立。

出版

2017年 4月 子どもがどんどん賢くなる「絶対音感」の育て方(青春出版社)出版

2017年11月 一般社団法人絶対音感コーチ学会を設立。

鬼頭流絶対音感メソッドを教えるピアノ講師の育成を行ない全国に認定校が広がっている。

一般社団法人 絶対音感コーチ学会